仕事ができる人と一口にいっても、様々な種類の人がいると思います。
私は事務仕事をしているので、「事務仕事」、特に、「頭を使う事務仕事」ができる人を念頭に、仕事ができる人の特徴を記載します。
仕事ができる人の特徴
(1)調整能力が高い
基本的に難しい仕事というのは、一人で行うのではなく、多くの人が協力して行うことが通常です。
ですから、多くの人と協力をするには、調整能力が高いことが必要です。
また、調整能力が高い人は、問題を正しく認識している場合が多いです。
なぜなら、問題を正しく認識しなければ、設定した問題をもとに話し合い、その問題を解決していくことができないからです。
問題を正しく認識するための能力は、次に挙げるような特徴も関係していると思います。
(2)何事も自分なりの解釈(考え方)がある
同じ体験をしても、感じることは人それぞれ違うように、同じ仕事をしていても円滑に事を進められる人もいれば、そうでない人もいます。
私は、その違いは、体験したことに対して、自分なりの意味づけ・解釈を分かりやすく行っているか否かの違いだと思っています。
例えば、たこ焼きを上手く、丸くする手順について、何度か試行錯誤していると仮定します。漫然とたこ焼きを作るのではなく、どういう手順を取ればたこやきを上手く丸く作ることができるのか自分なりの意味づけ・解釈(考え方)があると、上達が早いです。
(3)優先順位をつける
限られた時間で成果を出すためには、物事の優先順位をつけることが不可欠です。
私の同僚は、優先順位をつけて仕事をしていました。
なお、優先順位をつけるためには、「自分が何をすべきか」を概ね把握していなければなりません。自分が何をすべきかを把握する能力も重要です。
(4)机の上が綺麗である
机の上の綺麗さは、頭の中の整理のされ方と同じだと思います。
同僚も同様のことを言っていました。
余談ですが、アインシュタインは机が汚かったと言われており、天才肌の人は机が汚いと言われることもありますが、基本的に事務作業をしている人の机が汚くて得をすることはありません。
これは、(3)の優先順位付の話と似たような話で、全体像が整理されていなければ、何が重要であるか分からないように、雑然とした机では、何がが重要かわからないと思います。
(5)後回しにしない、レスポンスが早い
何事も後回しにせず、物事に着手するのが早いです。
チャット等のやり取りも反応が早いです。
反応が早いと周囲の人の反応が高くなります。
(6)思考力がある
(2)の「自分なりの意味づけ・解釈・考えがある」とほとんど同じことですが、思考力がある人は仕事ができます。
難しい仕事は、仕事の手順が複雑であったり、やるべきことの量が多い場合があります。その1個1個を分解して、やるべきことを考えることができます。
分解をする際は、最終形態からやるべきことを論理的に1個ずつ戻していくパターンが多いと思います。
(7)作業時間の見積もりができる
(3)優先順位をつける、(6)思考力がある と似ていますが、自分がこれからする仕事がどれくらいの時間がかかるのかを考えることができる人は、物事の計画を立てやすいため、作業時間の見積もりをすることはメリットがあります。
もちろん、見積時間が正確であることは重要ですが、どちらかと言うと、見積時間を考えて、仕事に取り組むことこそが自分なりの考えを持って仕事をすることに繋がるので良いと思います。漫然と仕事をしてはダメということです。
(8)他者に頼ることができる
(1)の能力に近いですが、自分が分からないことは他者に聞いたほうが早い場合も多々あります。他者に積極的に頼ることも時には必要です。
(※)オマケ
物の整理、掃除のコツとは
1)物を置く位置を固定する
2)書類をためない
3)ゴミはすぐに捨てる
4)新たに物を買った際は、物を置く位置を固定する。
5)新たに買った物も整理して置く
6)整理した上で、物が多い場合は断捨離をする
思考の整理の仕方
1)思考を文字に起こしてみる
2)文字に起こしたものを理解しやすいようにグルーピング(分類)する
3)整理したものを並べてみる
さて、私自身、この文章を書き終えて、まとまりがないなと思いました。
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