三寒四温

三日寒い日が続いては、四日温かい日が続く。長く続いた冬はこのサイクルを繰り返すうちに、いつの間にか終わり、春を迎える。

 

2024年春、日本では、桜の開花が例年より10日ほど遅かったという。

ここイギリスにおいても木々が彩りを見せていて、春らしさを感じる今日この頃である。

三寒四温という言葉はどうやらイギリスにも当てはまるようである。3月下旬に気温が上昇し、一時はコートを着なくて良いのではないかと思ったほど穏やかな陽気が続いた。しかし、4月に入り、数日が経つと冷たい風が吹き、雨が降りしきる日も何日か続いた。

今日は温かい。最高気温は19度に達しているようだ。

例によってイギリスの天気は変わりやすく、17時手前の今は曇りであるが、15時過ぎには太陽が顔を出していた。図書館を出て勉強を休憩し、芝生の上で友達と軽く運動をした。

 

先週の日曜日には曇り空ながらも花見をした。桜のような花が咲いているが、日本のソメイヨシノとは異なる。花びらが大きく、しかし綺麗にピンク色に色づいていた。

他にも紫色の大きな花びらをした花も咲いていた。

 

イギリスが春を迎えつつある中で一番好きなことは、日が沈むのが遅いことである。

4月上旬だが、19時45分頃まで日没せず、外が明るい。

私は、一日の活動的な時間が長くなるようで嬉しい。また、治安の観点からも、明るい時間が延びるのは良いことだ。

人によっては、生活のリズムを立てるのが難しいと聞くが、時計を中心に生活をすることでその問題は解決できるだろう。

 

19時頃まで図書館で勉強して、家に帰るときも明るい空の下を歩けるのは嬉しい。

これからますます日没の時間が遅くなるようだ。

 

これからの春を楽しんでいきたい。