TOEICの勉強法については、今やYouTube、Twitterなどにごまんとあります。そんな中、この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
TOEIC(L&R)をこれから受験しようとしている方に向けて参考になればと思い、私の経験を書きます。
実際の点数の推移も記載するので参考にしてください。
私の経験だと、600点から800点にするには2ヶ月あれば足ります。
まず、TOEICは、英検と並び日本において世間的に認知度の高い英語試験の一つです。
大学生であれば、就職活動の採用面接のアピールポイントの一つに、企業に勤めるサラリーマンであれば、ご自身の英語能力の証明の一つに使用されています。
この記事を読まれている方も何らかの目的をもってTOEICの点数を上げたいと思われていると思います。
点数を上げるためには、どうしても勉強をしなければなりませんが、効率的に点数を上げるための参考になればと思います。
①点数の推移
2020年12月6日第258回公開テスト 690点(L375、R315)
2021年2月28日第262回公開テスト 825点(L460、R365)
2021年4月公開テスト 815点
2021年8月IPテスト 845点
2014年6月7日IPテスト 700点(L375、R325)
2018年7月19日IPテスト 615点(L320、R295)
2019年7月18日IPテスト 590点(L290、R300)
2019年9月29日第243回公開テスト 605点(L325、R280)
2019年12月15日第246回公開テスト 650点(L370、R280)
2020年3月17日IPテスト 620点(L325、R295)
「おいおい、冒頭で2ヶ月で200点あげると言っていたじゃないか。初受験から7年も経っているじゃないか。」と思われた方もいるかもしれませんが、本腰を入れて対策をした2020年12月からは2ヶ月でスコアアップしました。皆様も短期間でスコアアップを目指していただきたいと思います。
私は、TOEICを公開テスト、IPテスト両方を含めて15回ほど受験しています。
スコア証明書を紛失してしまったものもあり、すべての成績は網羅できていませんが、概ね上記のとおりです。最近になり800点代に到達し、それまでは概ね600点代でした。
初の受験は大学1年生の6月で、IPテストを受験しました。
大学受験直後だったので、英語の長文を読むのにも比較的慣れていたのもあり700点でした。しかし、大学時代に英語をほとんど勉強しなかったため、社会人になり、再度受験をし始めた2018年は600点代の点数となりました。
②模試をひたすら解く
社会人になり会社でも幾度となく試験を受ける機会がありましたが、ろくに勉強せずに試験に挑むので一向に点数が上がりません。
このままではまずいと思い、TOEICの点数を向上させる方法を2020年10月にYouTubeで検索しました。
すると、英語学習で有名なYouTuberのatsueigoさんの動画に行き着きました。
あつさんの主張は至ってシンプルです。TOEICの点数アップの鍵は2つです。1つはTOEIC特有の英単語を覚えること。2つめは、模試をといてTOEICの問題形式になれることである。と。
したがって、私もその2点に集中しました。
・TOEICの聞く単990をほぼマスターすること(ほぼ、というのがポイントで完璧にはマスターしていなくても800点代には到達します)
・ETS(Educational Testing Service=TOEICの問題を作っている会社)が作成している模試(=現在8冊あり、1冊につき模試が2回分入っています)をやる。
以上の2点を行いました。英単語は2020年10月から、模試は2021年1月から行いました。
英単語の覚え方は、英単語を、聞く単アプリ(アルク出版のアプリをスマホでダウンロードしたもの)で高頻度で繰り返し聞くことで耳で覚えました。
最初から覚えられなくて当然なので、何度でも、むしろ覚えようとしなくてもいいので、耳に入ってくる習慣をつけるのが大切です。
模試は、本番と同様にマーク用紙を準備し、マークしながら行いました。
こうすることにより、自分の実力でどのくらいの時間でどのパートのどの問題まで解けるかということが分かります。
従って、単語学習と模試を解くのを2ヶ月の間に行えば、点数は自然と上がります。
なお、600点代というのは、高校時代の英文法にあらかた穴のない人がとれるスコアだと思うので、もしそれに満たない方は、面倒ですが、文法から勉強する必要があると思います。高校生が使用するような基本書でよいと思います。
また、リスニングに特別の苦手意識がある方以外は、TOEICはリスニングの方が点数をあげやすいと思います。
リーディングは、問題数も多く、解ききるのが難しいからです。
最後に、私のバックグラウンドですが、当然留学をしたことはありません。
帰国子女の同僚などは軽く970点ほど取ってしまうのでうらやましい限りですが、私のようにじゅんじゃぱで、でもどうしてもTOEICの点数をあげたいという方は、
短期間で集中的に取り組めば、必ずスコアアップできると思います。頑張ってください。私も今後も英語が業務で必要になってくるので、引き続き楽しみながら英語学習を続けたいと思います。
つたない文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
(本質的な英語能力の向上はまた別の問題だとは思います)